UTM と HTTPS のテストで WatchGuard T70 が他社を圧倒する驚異的なスループットパフォーマンスを記録
2016 年 10 月 18 日 Jason Vendramin 著
多くの企業や組織が、高速で信頼性と安全性が高いインターネット接続を利用していますが、急速に高まるニーズに対応できるネットワークソリューションを探すのは、簡単ではないようです。ブロードバンドの浸透によって、リセラーや MSSP は、変化のスピードに対応できるセキュリティソリューションを、中小規模や分散型の企業にも手の届く価格で提供しなければならなくなりました。
ウォッチガードは常に、UTM ネットワークセキュリティアプライアンスのパワーとパフォーマンスの限界に挑戦しています。そして、新たに加わった Firebox T70 は、テーブルトップアプライアンスのこれまでの常識を大きく覆し、この新製品によって、中規模や分散型の企業も、市場で最も強力で高性能のテーブルトップアプライアンスを利用できるようになりました。
T70 のパフォーマンス測定値は圧倒的で、我々自身も目を疑うほどのものであったため、Miercom 社にパフォーマンステストの評価を依頼し、大手の独立系製品検査センターによる公平な評価に委ねることにしました。その結果を、ご紹介します。
T70 のテスト方法
Miercom は、Firebox T70 と業界の主力ベンダーの同等のアプライアンスの比較テストを実施することで、ウォッチガードのソリューションに匹敵する優れたパフォーマンスを他製品が達成できるかどうかを検証しました。テストの実施にあたっては、まず初めに、すべてのセキュリティサービスを無効にした状態で、HTTP と HTTPS のトラフィックを使用した基準値を設定しました。次に、アプライアンスの総合的なスループットへの影響を確認するために、セキュリティ機能を順番に有効にして、テストを実施しました。その後に、セキュリティ機能を追加したことによる、アプライアンスのスループットパフォーマンスに対する負荷に焦点を当てたテストを実施しました。
テスト結果
WatchGuard Firebox T70は、UTM の全機能を有効にした状態で、他社を圧倒する、1 Gbps 以上のスループットを記録しました。そうです。UTM の全機能を有効にした場合であっても、ウォッチガードは、Dell を 40% 以上、ソフォスの約 2 倍、フォーティネットの 3 倍のスループットに相当する、1 Gbps 以上の HTTP スループットを達成したのです。
Firebox T70は、HTTPS ではさらに優れたスループットパフォーマンスを達成し、暗号化されたトラフィックで 600 Mbps を大きく上回る処理能力が証明されました。そして、UTM の全機能を有効にして実施したテストでは、次点の競合製品の 3.5 倍以上のスループットを記録しました。
どうすれば、現在のネットワークセキュリティソリューションを Firebox T70 のレベルまで引き上げることができるのでしょうか。Miercom のレポート全文をダウンロードして、詳細をご確認ください。