2018/06/18
旅先での公共 Wi-Fi 使用時の個人データ保護のヒント
2018 年 6 月 18 日 Ryan Orsi 著
学校が長期休暇に入り、仕事も少し閑散期になる夏は、一年で一番楽しい休暇シーズンと言えるでしょう。目的地を決め、荷造りし、最高の旅仲間と一緒にスマートフォンを持って旅に出られる方も多いのではないでしょうか。旅先では、ビデオゲームやアプリを楽んだり、写真を撮って、Instagram、Facebook、Twitter などのソーシャルメディアサイトに公開して友達や家族と共有したりする目的で、公共 Wi-Fi を利用する機会があるでしょう。しかしながら、ホテル、店舗、コーヒーショップ、その他の商業施設で無料で提供されている公共 Wi-Fi を使うのは、善良な人たちだけではありません。
「タダほど高いものはない」ということにならないように、公共 Wi-Fi を利用する際のリスクを十分に認識しておく必要があります。幸いにも、少しの注意と簡単な対策で、ハッカーにデータを盗まれるのを防ぐことができます。重要なのは、Wi-Fi のハッキングは簡単であること、また、ユーザをだまして偽の Wi-Fi に接続させる犯罪者がいることを覚えておくことです。
自宅やオフィス以外の外出先で、ご自分や家族を保護するための簡単な手順を 3 つご紹介します。
- 公共 Wi-Fi に類似する SSID がいくつもある場合は、接続するのを止めましょう。正規の企業が用意した Wi-Fi ではありません。たとえば、ホテルのフロントで、Wi-Fi ネットワークの名前、暗号化の有無、接続パスワードを確認するようにします。カフェ、レストラン、商業施設についても、同様です。暗号化された Wi-Fi ネットワークが常に提供されているとは限りませんが、土産物屋との交渉の同様、確認しなければ、ネットワークが暗号化されているかどうかを知ることはできません
- 仕事のメールをチェックしたり、銀行口座などにアクセスしたりする場合は、Wi-Fi を無効にして、4G 接続を使うことを検討します。そして、個人情報をやり取りする作業がすべて終わってから、Wi-Fi 接続に戻すようにします
- 保存されている Wi-Fi ネットワーク名をそれぞれのデバイスから消去し、デバイス設定の「自動接続」機能を無効にするのも、1 つの方法です。こうしておけば、以前に接続したことのある Wi-Fi に知らない間に接続されてしまうことはありません。もちろん、少し面倒ではありますが、自動接続によって保存されている Wi-Fi ネットワーク名のいずれかが誰かにブロードキャストされ、メールやログイン情報などを傍受されたりする心配がなくなるのであれば、一考の価値があるはずです
公共 Wi-Fi を安全に利用するためのこれ以外のヒントについては、以下を参照してください。
- ウォッチガードの Facebook ライブビデオを視聴する
- セキュア Wi-Fi フィールドガイドをダウンロードする
- 「Hackers Love Wi-Fi, Hate WatchGuard(ハッカーに狙われる Wi-Fi、ハッカーに嫌われるウォッチガード)」のビデオ
それではまた今度
Ryan
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セキュリティニュース