2022/08/05

ホテルが実施するべきサイバー攻撃対策

2022 年 8 月 5 日 編集部記事

ホテルを標的とするサイバー攻撃には、増加し続けており一般的になっています。今やホテル業界は、その数、被害額の面から見ても、全体の 13% 以上を占めており、非常に甚大な被害を受ける場合もあります。

一般的な脅威には、データ侵害による顧客の個人情報の大規模な流出、ランサムウェアによるホテルが使用するシステムの機能不全、フィッシングによる悪意のある添付ドキュメント、脆弱な Wi-Fi ネットワークへの接続などがあり、特に旅行者が増える夏季には、十分に注意しなければなりません。

このような脅威が増加と高度化の一途を辿る中、ホテル側としては以下のような対策が必要とされます。

  • SNS経由のフィッシングやその他のサイバー攻撃のリスクを軽減するため、すべてのホテル スタッフを対象にサイバー セキュリティについての適切なトレーニングを実施する
  • ランサムウェアによる攻撃に備え、システムおよび機密データの頻繁かつ常時バックアップする
  • サイバー攻撃者が脆弱性を悪用する可能性を最小限に抑えるため、すべてのシステムとサードパーティ製ソフトウェアを更新する
  • セキュアなWi-Fiソリューション、危険な接続先への接続をブロックするDNSフィルタリングも含めた高度なゲートウェイセキュリティ、高度なエンドポイントプロテクションを備えた包括的サイバーセキュリティプラットフォームを採用する

ウォッチガードでは、お客様が必要としている、高度なマルウェアにも対応する多層防御を、シンプルで管理が容易な方法で提供しています。

さらに詳しい攻撃の実例と対策方法については、ChannelE2E で全文(英語)をお読みください。統合的なアプローチでビジネスを差別化し、少ないコストでより多くの成果を得る方法を紹介しています。当ブログでは、今後もセキュリティ業界のニュースや、分析を掲載していきます。