マネージドサービスプロバイダを 2019 年に成功へと導く 3 つの柱
マネージドサービスプロバイダ(MSP)が急速な技術革新に対応し、同時に、顧客に対して価値を提供し続けるには、どうすれば良いのでしょうか。その答えを見つけるのは簡単ではありませんが、いくつかの手順を実行することで、2019 年に向けてビジネス成果を改善することができます。ウォッチガードのプロダクトマネジメント担当ダイレクタである Himanshu Verma が先日、Channel Futures にコラムを寄稿し、2019 年に MSP が競争力を維持するために注力すべき 3 つの分野について解説しました。これらの分野とは、具体的には、迅速なイノベーション、サービスプロバイダビジネスモデルの積極的な採用、製品の差別化を可能にする独自の方法の発見であり、Himanshu はこの記事で、Wi-Fi 製品の差別化を可能にする方法について、次のように説明しています。
「たとえば、Wi-Fi/ネットワークサービス市場に注目すると、Wi-Fi はあらゆるユーザに認識されている、成熟したソリューションカテゴリであり、ほとんどのベンダが提供する製品に大差はなく、ほとんど同じ機能、似たオプションを提供しています。そのため、IT ソリューションプロバイダがワイヤレスサービスの分野で差別化を図ることがますます困難になっています。IT ソリューションプロバイダはこのような状況において、ネットワーキングや Wi-Fi のセキュリティの問題に取り組むことで、差別化を図ろうとしています。速度とスケーラビリティだけでなく、セキュリティも考慮されたワイヤレスネットワークを提供することで、ビジネス継続性が保証される、差別化された製品をIT ソリューションプロバイダが顧客に提供できるようになり、自社の差別化にもつながります。」
MSP にとって、ネットワーキングやセキュリティといった常に変化する分野の最先端のテクノロジに対応するのは容易なことではありませんが、このレベルの変化がビジネスチャンスをもたらすことにもなります。予算やリソースが限られているという理由で、MSP が提供するこれらのサービスを利用する中小規模企業が増えています。このようなニーズを理解して差別化を可能にするサービスを提供する MSP は、新規顧客を獲得し、2019 年にさらなる収益を上げられるようになるでしょう。
2019 年に MSP が成功するための 3 つの柱の詳細については Himanshu の Channel Futures の記事を、MSP が認識しておくべきセキュリティの問題については Secplicity のこちらの記事を参照してください。