IoT（モノのインターネット）ボットネットの Mirai は 2016 年以降、多くのインターネットユーザを悩ませてきており、さまざまな亜種が確認されています。Unit 42の研究者が今週、ビジネス会議室を標的にしていると思われる、Mirai の新しい亜種が見つかったと発表しました。この新しい亜種は、デフォルトパスワードリストを更新するだけでなく、IoT デバイスの 27 の脆弱性のエクスプロイトが含まれており、そのうち 11 は新しい脆弱性で、さらにそのうちの 2 つはプレゼンテーションシステムや特殊なデジタルサイネージテレビを標的とするものです。下記のビデオで、この Mirai の新しい亜種の詳細をご覧いただき、対策として IoT デバイスがファイアウォールで保護されていることを確認するようお勧めします（特に、telnet と SSH サービス）。

エピソードビデオの長さ： 2:29

YouTube へのダイレクトリンク：https://www.youtube.com/watch?v=Pf45toNZRtk

• Mirai の新しい亜種に関する Unit 42 による記事 – Palo Alto Networks
• Mirai の亜種が新しい IoT デバイスを攻撃 – Ars Technica
• Mirai の最新のボットネットがプレゼンテーションシステムやデジタルサイネージを攻撃 – ZDNet

－ Corey Nachreiner, CISSP （@SecAdept）