2017/03/24
ISP による個人情報販売を可能にする法案が上院を通過 – デイリーセキュリティバイト
米国上院は昨日、ISP(インターネットサービスプロバイダ)がユーザの明示的な同意なく PII(個人識別可能情報)を広告主に販売することを禁止するブロードバンドプロバイダ規則の廃止を可決しました。この議決が下院を通過した場合、ISP は、ブラウザの閲覧履歴などの個人情報をユーザの同意なく販売できるようになります。この変更が個人情報保護に与える影響の重大さを指摘する声は多く、ISP が「Invading Subscriber Privacy(加入者のプライバシ侵害)」になってしまうと皮肉られています。私自身も、この変更がセキュリティに与える影響はプライバシ侵害のリスクだけにとどまらないと考えています。今日のビデオでは、今回の議決の詳細と私自身の感想をお話し、IPS ユーザによる反対行動についてもご紹介します。
(エピソードビデオの長さ: 4:10 )
YouTube へのダイレクトリンク:https://www.youtube.com/watch?v=oOwjEcr02dU
エピソードの参照情報
- ISP がデータを広告主に販売を許可する法案が米国上院を通過 – Ars Technica
- 利益優先を認める上院議決に対する EFF の反対行動 – EFF
- 重大な脅威であり続けるマルバタイジング – Infosec Island
カテゴリー:
セキュリティニュース