SC Labs が先日発表した、毎年恒例の SIEM、NGFW、UTM のグループレビューで、ウォッチガードの Firebox M470 が、4.75（5 点満点）の高評価を獲得しました。SC Labs のレビュアたちは、3 つの大きなメリット、すなわち、RapidDeploy による容易なセットアップと構成、Dimension のセキュリティ可視化とレポートインタフェース、TDR（Threat Detection and Response）サービスを特に高く評価しました。そして、レビュー総評の最後に、

「既存のウォッチガード環境にアプライアンスを追加する場合だけでなく、中規模の UTM を初めて導入する場合であっても、Firebox M470 は候補リストに残すべき製品である」

と述べています。

今回のレビューの記事から、Firebox M470 の RapidDeploy と管理インタフェースに関する部分を抜粋し、以下にご紹介します。

「RapidDeploy は、マルチサイトの環境にとっては画期的な機能であり、MSSP にとっても計り知れないメリットがあります」

「我々が実施したテストでも、Firebox 管理インタフェースにログインし、すべての作業が論理的かつ無駄なく完了するのを確認することができました。インタフェースの左側にカテゴリが表示されるため、簡単にドリルダウンして詳細を表示できます。特筆すべきは、「パンくずリスト」のナビゲーションが採用されているため、何回もドリルダウンを繰り返した後でも簡単に最初のページに戻れる点にあります。UI デザインが優れており、カテゴリが論理的で、詳細なドキュメントも用意されているため、誰でも簡単にこのデバイスを使い始めることができるでしょう」

この部門別レビューでは、複数のベンダの UTM、NGFW、SIEM を対象に、それぞれの製品の複数のカテゴリ（機能、ドキュメント、価格に対する価値、性能、サポート、使いやすさ）が評価されました。SC Labs のレビューでは、これら 3 つの製品カテゴリが集約されつつあり、提供される機能が重なることが多いという判断から、3 つのカテゴリがまとめて評価されます。

SC Labs の部門別レビューの全文とテストの実施方法をこちらでご確認いただき、SC Labs による Firebox M470 のレビュー内容についてはこちら(どちらも英文)を参照してください。また、Firebox M470 の詳しい仕様はこちら(PDF)をご覧ください。