2017/03/13

ペンス副大統領の AOL アカウントがハッキングされる – デイリーセキュリティバイト

メール スパム 大量 Mail Spam Many
2017 年 3 月 13 日 Corey Nachreiner 著

前回の米大統領選挙では、ヒラリー・クリントン氏が私用メールサーバを使って公的な電子メールをやり取りしていたことが、大きな議論になりました。政治的な背景や動機はともかく、機密情報が含まれる公的メールが外部に流出し、操作される可能性があったことから、私用メールサーバの使用が大問題に発展したのです。FBI の捜査で、犯罪や不正行為の証拠は見つかりませんでしたが、このような方法での機密情報の取り扱いは、不注意であり、不適切であるとされました。

ところが、このような問題のある行為を行っていたのは、クリントン氏だけではありませんでした。クリントン氏批判の急先鋒であったマーク・ペンス副大統領も、私用メールサービスを公務に使用していたことが明らかになりました。インディアナポリス・スター紙によると、ペンス氏は AOL のメールアカウントを使用して公的メールを送信したことがあり、さらに悪いことに、あるサイバー犯罪で彼の AOL アカウントがハッキングされてしまいました。今日のビデオでは、事件に関する私見と、個人用のクラウドメールサービスの利用も私用メールサーバの利用と同程度に問題であると考える理由をお話しています。

(エピソードビデオの長さ: 9:52)

YouTube へのダイレクトリンク:https://www.youtube.com/watch?v=krnJMen4fdY

エピソードの参照情報

Corey Nachreiner, CISSP@SecAdept