米ウォッチガード、航空博物館のセキュアな無線LAN環境に大きく貢献(導入事例)
2017年1月6日(金)
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社
容易な導入、高いスケーラビリティ、強力なサポートを提供するクラウド管理型無線LANソリューション“WatchGuard Wi-Fi Cloud”により、
わずか3名のITスタッフで年間50万人の来場者にセキュアな無線LANアクセスサービスの提供を実現
2017年1月6日(金)-企業向け統合型セキュリティプラットフォームのグローバルリーダであるWatchGuard(R)Technologiesの日本法人、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長執行役員 根岸正人、以下ウォッチガード)は、米国の航空博物館(The Museum of Flight)がウォッチガードのセキュリティアプライアンスと併せて、クラウド管理型無線LANソリューション“WatchGuard Wi-Fi Cloud”を導入したことを発表しました。限られたITスタッフ、リソース、予算の中で、航空博物館は250名の従業員、1,000名に及ぶボランティア、そして年間50万人の来場者向けに提供する無線LANサービスの信頼性とセキュリティの強化を図るため、ウォッチガード製品を選択しました。
シアトルのボーイングフィールドに位置する航空博物館は1965年に設立され、市民の教育および啓蒙活動を目的として歴史的に貴重な航空機を保存・展示しています。昨今の傾向として、博物館の来場者は実物の展示品を鑑賞しながら、モバイル端末で展示品の情報を知人と共有したいと考えており、博物館ではエンタープライズグレードのWi-Fi環境を整備する必要がありました。ウォッチガード製品導入前より3名のITスタッフで無線LANアクセスのサービスを運用していましたが、重要なゲストユーザとのエンゲージメントやセキュリティ機能が欠けており、ネットワークパフォーマンスや管理性に課題がありました。
航空博物館のIT担当ディレクタであるハンター・ヒューズ(Hunter Hughes)氏は、次のように述べています。「以前の無線LANソリューションは、ゲスト数の急増に対応できない事が頻繁にあり、問題が頻発するくらいなら使わない方がましだと考えていました。また、ゲストユーザに対して、安全なオンライン環境を提供する自信もなく、当時のセキュリティアプライアンスは強力な暗号化機能もサポートしておらず、デバイスのログからブロックされたトラフィックを閲覧することもままならない状態で、ほとんど使い物になりませんでした。」
こうした問題を解消すべく、博物館はWatchGuard AP120(アクセスポイント)、WatchGuard Wi-Fi Cloud管理サービス、並びにネットワークを可視化し、レポーティングサービスを提供するWatchGuard Dimension(TM)を導入しました。クラウド管理型のアクセスポイントにはWIPS(Wireless Intrusion Prevention System:ワイヤレス不正侵入防御システム)が組み込まれており、誤検知率が限りなくゼロに近く、無線LAN環境でのセキュリティの脅威から館内ネットワークを保護します。また、エンタープライズグレードの防御機能を備えたWatchGuard Firebox(R) M500とM300のセキュリティアプライアンスを導入しました。
ウォッチガード製品導入以降、航空博物館内の無線LAN環境のパフォーマンスとセキュリティ対策は劇的に向上しました。新規のアクセスポイントの設置やネットワークの監視が非常に効率的に実施できるようになったと博物館のITスタッフは報告しています。ヒューズ氏は、特にWatchGuard Dimensionに感銘を受けており、「Dimensionのリアルタイムでのレスポンス能力は画期的で、ネットワークを運用しながら、Fireboxの管理インターフェィスで迅速かつ容易に新たなルールや運用を定義することができます」とコメントしています。博物館は今では「Friendly Wi-Fi」の認定を受け、不適切なWebコンテンツや悪意のあるWebコンテンツによるオンサイトへのアクセスを未然に防ぎ、来場者のあらゆる年齢層に対して、安全かつセキュアなWi-Fiサービスを提供することが可能になりました。
Wi-Fi Cloudではまた、収集したデータを活用した強力なエンゲージメント機能および無線LAN環境におけるアクセス分析ツールを提供しています。システムでは、年齢、性別、購買傾向、Wi-Fiデバイスのロケーション、滞留時間、客数、新規ユーザ、およびリピートユーザなどの来場者情報をトラッキングします。管理者はクラウドベースのダッシュボード情報やレポートにアクセスし、ビジネスやマーケティングに役立てることが可能です。さらにWi-Fi Cloudにより、独自のスプラッシュページ、ビデオ、あるいは投票の仕組みや調査項目を作成し、顧客との関係を深化させることが可能になります。航空博物館ではこの機能を今後、積極的に活用していく予定です。
最後にヒューズ氏は以下のように説明しています。「ウォッチガード製品により、無線LAN環境を柔軟に拡大したり縮小したりすることができます。私たちはウォッチガードによる高い信頼性と豊富なデータ、卓越したサポートレベルに大変満足しており、過去のセキュリティに関する課題は見事に解決されました。」
【WatchGuard Technologiesについて】
WatchGuard(R) Technologiesは、業界標準ハードウェア、ベストオブブリードセキュリティ、ポリシーベースの管理ツールを独自アーキテクチャにより統合したビジネスセキュリティソリューションを提供するグローバルリーダとして、全世界の企業にエンタープライズクラスのセキュリティソリューションを提供しています。本社を米国ワシントン州シアトルに置き、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地区、中南米に支社を展開しています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多くのパートナーを通じて、アプライアンス製品、セキュリティの「可視化」、セキュリティとネットワークの「管理」など拡大するニーズへのソリューションを提供しています。詳細は http://www.watchguard.co.jpをご覧下さい。
さらなる詳細情報、プロモーション活動、最新動向はTwitter、facebook(@WatchGuard)、LinkedIn Companyページをフォローして下さい。また、最新の脅威に関するリアルタイム情報やその対策法は www.secplicity.org の InfoSec blog, Secplicityまでアクセスして下さい。
WatchGuardは、WatchGuard Technologies, Inc.の登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。
* 本プレスリリースは米ウォッチガード本社が12月15日に発表したプレスリリースの抄訳版です。