WatchGuard EDR、EDR Core および WatchGuard EPDR ライセンス契約書
本契約書には、WatchGuard によってクライアントに使用許諾される WatchGuard EDR/EDR Core/EPDR 製品群 (定義は下記参照) のエンド ユーザー ライセンス契約 (以下、「本ライセンス契約」) の契約条件が記載されています。本ライセンス契約書を注意深くお読みください。本製品群にアクセスし使用することで、クライアントは本契約条件によって法的に拘束されることに同意したものとみなします。クライアントが本ライセンス契約の条件に同意しない場合、クライアントはいかなる目的においても本製品群をインストール、アクセス、または使用することはできず、他者に当該行為を許可することもできません。本製品群のいずれかが評価目的でクライアントに提供されている場合、以下に規定する契約条件が適用されるものとします。
本契約は、クライアントと WatchGuard との間の完全なる合意 (定義は下記参照) を表明し、過去に本製品またはその代替製品に関してクライアントと WatchGuard またはその関連会社との間で交わされたいかなる契約よりも優先されます。同様に、適用される法律の下で許容可能である場合、本製品群に関するドキュメント、コミュニケーション、または広告コンテンツが本ライセンス契約の条件に矛盾する場合、または当該コンテンツが本ライセンス契約以前に存在する場合、本ライセンス契約の条件は当該コンテンツに優先するものとします。
クライアントがパートナーを通じて本製品群のいずれかを契約する場合、本ライセンス契約で規定される条件がクライアントおよびパートナーの双方に適用されるものとします。すべての目的において、本製品群のライセンシーは、クライアント、または (本製品群をクライアント向けのマネージド サービスとして管理する場合は) パートナーです。本サービスの管理コンソールの使用および管理の全体的な責任は、クライアントにあり、クライアントがクライアントのシステムで本製品群の使用をパートナーに委任している場合はパートナーにあります。後者の場合、パートナーは、本契約書をクライアントに提供し、本契約に定める条件の承諾をクライアントに要求するものとします。WatchGuard は、パートナーおよびクライアントによるサービスの管理コンソールの使用に対して責任を負わないものとします。パートナーを介した管理により、クライアントが本ライセンス契約を参照することが許可されない場合、パートナーは、本ラ イセンス契約がクライアン トに提供されたこ とを確実にする責任を負うものとし 、WatchGuard 製品群および関連サービスの使用に本ライセンス契約の条件が適用されることに同意しなければなりません。
当事者間の合意によって適用除外することができない準拠法に基づいて存在する強制的な権利を制限することなく、本ライセンス契約の条件に同意しても、本製品群に関連する権利または本ライセンス契約に明記されていないその他の権利はクライアントに付与されません。
1.定義:
本契約の目的において、(本契約の本文に規定する定義に加え) 以下の定義が適用されるものとします。
「管理者」:クライアントの IT インフラの保守および計画の責任者です。本製品群にアクセスするために、クライアントが WatchGuard から提供されるログイン資格情報を提供する相手の人物です。
「Advanced Reporting Tool サービス」:EDR/EPDR によって保護されるクライアントのデバイス上で実行されるアプリケーションおよびプロセスの継続的な監視の結果として収集されたイベントを活用するために設計されたサービスです。
「クライアント」:本製品群を契約し、これを使用する組織です。
「クライアント コンソール」:セキュリティ保護された Web ベースのシステム。管理者はこのシステムにおいて、提供されたログイン資格情報を使用して本サービスにアクセスし、サービス パラメータの設定、サービス エージェントのダウンロード、および本製品群アクティビティ レポートへのアクセスなどの一連の操作を実行することができます。
「Data Control サービス」:クライアントのデバイスに保持されている非構造化個人データを特定および監視するために作成されたデータ セキュリティ モジュールです。非構造化データとは、標準データベースに保存されていないデータを指します。
「ドキュメント」:本製品群と共に使用できるように WatchGuard がクライアントに提供するすべての関連する書面または電子的な文書です。
「EDR Core」: ファイルレス攻撃、マルウェアレス攻撃、ゼロデイ攻撃およびドキュメントに追加で規定されるその他の高度な標的型攻撃から保護する機能を提供する、WatchGuard デバイス検出および応答ソリューションです。
「EDR」: ファイルレス攻撃、マルウェアレス攻撃、ゼロデイ攻撃およびドキュメントで規定されるその他の高度な標的型攻撃から保護するデバイス検出および応答 (EDR) 機能や、ドキュメントに追加で規定される Zero-Trust Application Service (アプリケーション、プログラムおよび実行ファイルが信頼できるか、悪意があるかを分類する) および Threat Hunting Service (デバイスで信頼できるアプリケーションの異常な使用状況を検出する) を提供する、WatchGuard デバイス アンチウイルス ソリューションです。
「EPDR」: ドキュメントに追加で規定されるデバイス脅威から最大セキュリティを保証するために、アンチウイルス、ファイアウォール、デバイス コントロール、および URL フィルタリングなどの追加機能と共に EDR 機能を搭載する WatchGuard ツールです。
「不可抗力」:WatchGuard による合理的な支配が及ばず、相当な注意を払ったにもかかわらず防止不可能なあらゆる事象。予測不可能であり、予測可能であったとしても不可避である WatchGuard の義務の履行を妨げるあらゆる外部事象が含まれますが、これらに限定されません。不可抗力な事象には暴風雨、洪水、火災、戦争および破壊行為、いずれかの当事者の従業員による全体的または部分的なストライキ、WatchGuard のサプライヤーまたは事業者によるストライキまたは倒産、コンピュータ、電気通信、インターネット サービス プロバイダまたはホスティング サービスに影響を与える障害、ハードウェアまたはソフトウェアのエラー、ネットワーク侵入、サービス拒否攻撃に起因する遅延が含まれますがこれらに限定されません。
「フォレンジック情報」:WatchGuard が電子メールによってクライアントに提供する情報です。クライアント コンソールからの入手も可能です。これには、クライアントの IT インフラの状態やセキュリティ アラートについての情報が含まれています。セキュリティ アラートには、クライアントのデバイスで見つかったマルウェアの詳細やその駆除手順が含まれています。駆除機能を使用できるのは、EPDR および EDR のみです。EDR Core に駆除機能は搭載されていません。
「注文」:該当する本製品群のライセンス数およびその使用期間に関して、クライアントが行う注文です。
「パートナー」:WatchGuard 公認販売代理店、販売店または WatchGuard によって WatchGuard EDR Core/EDR/EPDR の販売が許可されたその他のビジネス パートナーです。
「本製品群」: EPDR、EDR および EDR Core の総称です。
「サービス エージェント」:クライアントの管理者は、クライアントの IT インフラ上にあり、セキュリティ問題の影響を受ける可能性があるため保護したいと考えているすべてのデバイスに、自らの責任でサービス エージェントをインストールします。本サービスの対象はかかるデバイスのみです。WatchGuard は、エージェントを利用して、クライアントのネットワークから実行ファイルおよびその動作に関する情報を収集します。いかなる状況においても、クライアントからコンテンツまたはドキュメントを収集しないものとします。サービス エージェントの実装および機能は、クライアントのソフトウェア、接続状況、およびバックエンド サービスとの通信に関する一連の最小システム要件に依存します。
「SIEMFeeder サービス」:クライアントの保護されたデバイスで監視されるイベントを、クライアントの施設にインストールされた SIEM ツールで処理するためにクライアントの FTP または sFTP サーバーに送信するサービスです。このサービスは、特定の地域でのみ提供されます。お住いの地域でこのサービスが提供されているかどうか確認するには、担当の支社か販売店に連絡してください。
「SIEMFeeder to Devo サービス」:クライアントの保護されたデバイスで監視されるイベントを、クライアントが契約した Devo インスタンスに送信するサービスです。このサービスは、特定の地域でのみ提供されます。お住いの地域でこのサービスが提供されているかどうか確認するには、担当の支社か販売店に連絡してください。
「期間」:注文で指定される定期利用契約の期間です。
「ユーザー」:クライアントの組織内の各個人です (従業員および下請業者を含む)。ユーザーが所有する IT デバイスは、クライアントの IT インフラの一部となっており、該当する本製品群がインストールされています。
「WatchGuard」:WatchGuard Technologies, Inc. (ワシントンの企業) およびその関連会社です。本契約の目的において、「関連会社」とは、WatchGuard Technologies, Inc. によって支配される組織、WatchGuard を支配している組織、または WatchGuard との共同支配下にある組織を意味するものとし、かかる定義における「支配」とは、50% を超える株式持分を直接的または間接的に所有し、取締役またはそれと同等の運営組織を選出するための投票権を有することを意味します。
2.注文およびライセンス付与:
クライアントはパートナーを通じて発注するものとします。対応する料金をクライアントがパートナーに支払うことと引き換えに、注文で指定された期間、クライアントによる内部使用目的に限り、クライアントに対し、(a) 注文で指定されたライセンス数のユーザーやデバイスを保護するため、(b) 定義で示された限定的な目的のために管理者がサービス エージェントにアクセスするため、(c) 本製品群に関連するドキュメント、クライアント コンソール、およびフォレンジック情報を使用するための、非独占的かつ譲渡不可のライセンスを、サブライセンス許諾権なしで付与します。Windows Terminal Server または複数のインスタンスが単一サーバー上で実行されるその他の環境で本製品群が実行される場合、サーバーにインストールされた保護機能で保護される組織内のユーザーごとにライセンスを購入しなければなりません。
クライアントが Exchange Server を保護するために本製品群を使用する場合、クライアントは、Exchange Server 向けの保護機能によって保護されるユーザー数以上のライセンスを購入しなければなりません。
ネットワーク環境においても、ネットワークに接続されていないサーバーやワークステーションにおいても、クライアントはサービスによって保護されるユーザーおよび/またはデバイスの数以上のライセンスを購入しなければなりません。
3.サービス モード:
コンピュータ上で実行されるプロセスを適切に分類し、クライアントにご不便をおかけしないようにするために、事前にクライアントのネットワークをプロファイルする必要があります。かかるプロファイリング フェーズは、ネットワーク上で通常実行されるアプリケーションおよびプロセスの分類によって構成されます。この情報は、クライアントのネットワークの残りの部分に適用されます。
プロファイリング フェーズでは、プロセス、マルウェア、または未知のアイテムがブロックされないように、クライアントはネットワークコンピュータを Audit/Learning モードに設定しなければなりません。それでもなお、WatchGuard はクライアントのコンピュータのアクティビティを監視し続けます。EDR またはEPDR (EDR Core は該当しない) がクライアントのコンピュータにインストールされ実行されてから10 ~ 30 営業日で、クライアントは設定モードを Hardening または Lock に変更できます。この時点から、WatchGuard は本サービスのフル モードでの提供を開始します。
プロファイル フェーズは、お客様のネットワーク全体に到達するまで、デバイスのグループごとに徐々にネットワークに適用する必要があります。グループのサイズは、最初は小さくする必要があり、最初の数日はデバイスの数を 10 ~ 20 台とし、徐々に増やしていきます。
標準サービスはデフォルトで含まれており、約定義務を負うことなく可能な限り最短時間で、自動的に分類されなかったプロセスおよびアプリケーションを分類します。
本製品群は、ソフトウェア パフォーマンス テスト (大がかりな総合テスト、ストレス テスト、またはクライアントが関与する場合があるその他類似のコンピューティング処理など) を管理することを想定して設計されていません。本サービスを最適に提供するために、WatchGuard が本契約に記載されるような本サービスの不適切な利用を検出した場合、WatchGuard は、クライアントが当該行為を終了するまでクライアントに対するサービスの提供を停止する権利を留保します。WatchGuard は、当該行為を検出したこと、およびそのために本サービスの提供を一時的に停止することを、クライアント コンソールを介してクライアントに通知するものとします。したがって、本サービスの不適切な利用が行われた場合、WatchGuard は、クライアントに対して任意のサービス モードで本製品群を利用可能にする明示的または暗黙的義務を明確に拒否します。
4.知的財産権:
WatchGuard の書面による別段の同意がない限り、ドキュメント、サービス エージェント 、 クライアントコンソール 、な らびに 、原則 と して 、本製品群および本製品群の提供中にWatchGuard またはその関連会社によって生産されるプログラム、ファイル、仕様、著作物、情報、または発明は、WatchGuard またはその関連会社の唯一かつ独占的な財産であるものとします。クライアントと WatchGuard との関係において、WatchGuard、その関連会社またはサードパーティ サプライヤーは、これらに関連するすべての知的財産権および著作権を所有します。クライアントには、本製品群の利用に必要な範囲で、当該コンテンツを使用する非独占的なライセンスが (前述の記載のとおり) 付与されます。クライアントは、いかなる第三者に対しても、当該コンテンツの販売、ライセンス付与、譲渡、貸与、コピー、複製、リバース エンジニアリング、逆コンパイル、改変または当該コンテンツの派生著作物の作成、当該コンテンツの改ざん、もしくは当該コンテンツに関連する権利の付与をしてはならず、かつその許可をしてもなりません。
5.変更:
クライアントは、IT 分野の継続的な発展に起因するニーズおよび需要に対してその製品を調整するために、WatchGuard は本契約期間中またはその延長期間中に本製品群の機能を変更し、同様の機能に置き換えることがでることを承諾します。かかる変更を行う場合、本契約の条件は引き続き適用されるものとします。ただし、価格は例外とし、両当事者間の合意の下、新機能の価格が適用されます。
WatchGuard は、提供する本製品群の継続的な改善および更新ができるものとし、その目的のために、合理的な期間内に改善点やその他の変更点をクライアントに通知するよう商業的に妥当な努力をするものとします。かかる変更は自動的に行われるものとしますが、変更内容によっては、クライアントの IT リソースの関与が必要となる場合もあります。
新しいアプリケーションがトラフィック、ストレージ、および実行プラットフォームのコストの変更を引き起こす場合、両当事者は新しいアプリケーションに関する新しい価格について交渉できるものとします。いかなる場合も、WatchGuard は、クライアントに最初にライセンスが付与され、それに従いユーザーにもライセンスが付与された、本サービスに含まれる機能と同じ機能が保持されることを確実にするために、商業的に妥当な努力をするものとします。
6.クライアントの Android および/または iOS デバイス位置検出サービス:
EDR および EPDR には、クライアントが使用するデバイスのおおよその位置を、GPS および Google マップを介して検出できる技術が搭載されています。本契約の目的において、WatchGuard はクライアントからの要請の下、クライアントのデバイスの地理座標を取得し、現在位置を表示するために Google マップに送信し、地理座標情報を保持します。WatchGuard は、EDR、EPDR および関連サービスをクライアントに提供する目的だけにかかる情報を使用します。
7.データ収集技術:
WatchGuard は、サービス エージェントがインストールされたマシンから特定の技術情報を収集することをクライアントに通知します。これには、保護されたデバイスのユーザーを特定できるデータを含む可能性がある、ユーザー アカウント名、コンピュータ名、フォルダ名、およびファイル名が含まれる場合があります (いかなる状況においても、かかるフォルダまたはファイルに含まれるデータは収集されません)。
本サービスの一部として、本製品群はクライアントの IP アドレスも送信します。
同様に、WatchGuard は、本サービスに含まれる特定の機能の使用により、クライアントのシステム管理者が、ユーザーの閲覧した URL や、本サービスによって検出されたメッセージの送信者および受信者のメール アドレスのほか、iOS ユーザーについては、ユーザーの iOS デバイスにインストールされたアプリケーションのリスト、該当するユーザーの iOS デバイスの一意の ID、当該ユーザーが iOS デバイスを使用して閲覧した URL にアクセスできる可能性がある (なお、個人情報への不正アクセスに当たる可能性がある) ことをクライアントに通知します。
同様に、クライアントには、本契約に従い、本サービスによって収集されるデータが、製品がホストされる Microsoft Windows Azure クラウドで WatchGuard プラットフォームに保存されることが通知されます。Windows Azure が設定するセキュリティ管理およびポリシーに関する詳細は、ホワイト ペーパー『Windows Azure Security Overview』を参照してください。
また、クライアントが Advanced Reporting Tool サービスおよび/または Data Control サービスを契約した場合、WatchGuard および WatchGuard の委託を受けた法人 (Devo Inc. Sucursal en España) は、クライアントが所有するデータを活用するサービスを提供します。
クライアントがパートナーにクライアントのシステムで本サービスを使用することを許可した場合、パートナーおよび WatchGuard は本条項に規定される情報にアクセスできます。
クライントは、SIEMFeeder サービスを前述の定義に従い、Advanced Reporting Tool サービスの代替として契約することを選択できます。その場合、WatchGuard はクライアントのデバイスから収集した情報にアクセスしたりその情報を活用したりせずに、収集した情報の送信だけを行います。
使用状況データ: クライアントには、本製品群に含まれるグローバル セキュリティ ソリューションによって使用される Web コンソールを使用するとき、WatchGuard (またはその代理を務めるサードパーティ サービス プロバイダ) が特定の使用状況に関連する情報 (ブラウザの種類、IP アドレス、サービス機能、使用および/またはアクセスされるシステム、システムおよびサービス パフォーマンス関連データなど) を自動的に収集する場合があることも伝達されます。弊社はかかる情報を使用し、集計、匿名化、非特定化される分析統計情報またはその他の手段で特定した個人もしくはユーザーを弊社内部のビジネス目的で合理的に関連付けられたりリンクされたりしない分析統計情報を抽出します。
プライバシー ポリシー : WatchGuard が個人情報を収集および処理する方法に関する詳細は、WatchGuard プライバシー ポリシー ( https://www.watchguard.com/wgrd-about/privacy-policy ) をご覧ください。
データ処理に関する追加規約 : 本ライセンス契約に従いサービスを提供することに関連し、WatchGuard がデータ管理者としてクライアントの代理で個人情報を処理する範囲内において、WatchGuard およびクライアントは、 https://www.watchguard.com/wgrd-trust-center/watchguardtechnologies-inc-customer-data-processing-addendum に掲載される WatchGuard のデータ処理に関する追加規約 (「DPA」) を遵守するものとします。なお、DPA は、参照することで本ライセンス契約書に自動的に組み込まれるものとします。
8.限定保証、補償、輸出制限:
当事者間の合意によって適用除外することができない準拠法に基づいて存在する強制的な権利を制限することなく、(i) WatchGuard は本契約に従い、本製品群が設計された主要機能を付随するドキュメントに従って発揮することを制限付きで保証し、(ii) クライアントは、本サービス (または ドキ ュ メン ト) に欠陥があった場合のク ラ イアン トの唯一の救済手段が 、WatchGuard の裁量により、本契約の有効期間内において、サービス エージェント、クライアント コンソール、ドキュメント、およびフォレンジック情報を修正または交換することであることを理解し、同意します。
前述の限定保証に基づき、WatchGuard は、クライアント、ユーザー、またはその他の個人もしくは組織による、ハードウェアやソフトウェアを含む外部の要素に起因する本製品群の機能のいかなるエラーまたは動作不良についても責任を負わないものとします。本製品群が WatchGuard による指定以外の方法で使用された場合、またはその他の不正、不注意、もしくは不適切な使用があった場合 (推奨環境外での使用など)、WatchGuard はいかなる責任も負わないものとします。これに関連して、最大限の保護レベルを提供するために、本製品群を常に最新の状態にし、それにはクライアントの IT リソースを必要とする場合があることに、クライアントは同意されるものとします。したがって、本契約に定める規定に反するものがあるにもかかわらず、クライアントが関連する更新プログラムの提供を許可または促進しない場合、WatchGuard の限定保証およびその他の WatchGuard の保証は効力を生じ
ません。
WatchGuard は、クライアント、ユーザーまたはその他の個人もしくは組織による、該当する任意のサービス モードでの本製品群の使用または使用不能に起因するとされる損害または損失に関し、直接または間接を問わず、いかなる責任も負わないものとします。これには、EDR Core/EDR/EPDR の使用の結果による業務の中断、金銭的損失、または予想収益の損失が含まれます (が、これらに限定されません)。特に、事前にリモート アクセス ツールがインストールされたコンピュータまたはWatchGuard のリモート コントロール機能がインストールされたコンピュータへのリモート アクセスを許可する本サービス機能の使用に関し、WatchGuard は責任を負わないものとします。リモート アクセス機能の使用に関する責任は、すべてコンピュータのシステム管理者が負い、またはクライアントがクライアントのシステムで本サービスの使用をパートナーに委託している場合には、そのパートナーが負います (WatchGuard の責任ではありません)。
本製品群のそれぞれは無保証で提供されるものであり、上述の限定保証に定められているものを除き、プログラムが満たすべきであると推定される機能の欠如に関する異議申し立ては一切認められません。WatchGuard は本製品群にエラーがないことも、本製品群が中断なく機能することも保証しません。
クライアントは、クライアントがコンピュータにインストールしているサードパーティ製のソフトウェアまたはサービスと本製品群との非互換性、および本サービスとその他のプログラムまたはサービス間の相互通信に起因する可能性があるその他の問題により発生する損失および/または損害ならびに費用に関する責任に同意します。
本契約に矛盾する条項があったとしても、いかなる場合においても、WatchGuard またはそのサプライヤー、役員、重役、社員、代理人、関連会社、ライセンサー、パートナー、株主、下請業者、もしくはグループ内企業 (「関係者」) は、クライアントまたはユーザーに対し、間接的、偶発的、例外的、または懲罰的損害 (収益、利益、もしくはデータの損失、またはその他の経済的損失など) に関して、理由にかかわらず、たとえかかる損害の可能性を知らされていたとしても、責任を負わないものとします。また、全体として、WatchGuard および関係者が本契約に関するあらゆる請求に対して負う最大の損害賠償義務は、法的措置の形態にかかわらず、いかなる場合においても、クライアントにより本製品群の対価として支払われた料金 (該当する場合) を超えないものとします。
クライアントは、以下のいずれかに起因する請求、損失、損害またはその他の責任 (合理的な弁護士費用および手数料を含む) を、WatchGuard およびその関係者に問わないことを保証します。
(i) クライアントまたはユーザーによる本製品群の使用または誤用
(ii) クライアントまたはユーザーによる本契約の違反
(iii) クライアントまたはユーザーによる WatchGuard またはその関係者の知的財産権の侵害
(iv) 本契約においてクライアントまたはユーザーが行った表明、保証、および誓約の違反
クライアントは、該当する政府当局の包括的な制裁を受けている管轄区域にクライアントが所在していないこと、または恒久的に居住していないことを表明および保証し、また、該当する政府当局によって維持される制裁関連のリストにクライアントの名前がないことを保証します。クライアントは、該当する政府当局の包括的な制裁を受けている管轄区域に所在する場合に、製品または製品の特定機能へのアクセスが制限される可能性があることを認め、承諾します。その間、クライアントは製品にアクセスできない場合があり、クライアントが制裁を受けていない管轄区域に戻るまでの間、一時的に製品のアップデートやアップグレードを受けられない場合があります。WatchGuard は、プログラムが包括的な制裁を受けている管轄区域で運用される場合、その有効性または適合性について明示的または暗示的な保証を明確に拒否します。
クライアントは、クライアントが輸出規制を遵守しなかったことに起因するクレームが発生した場合、WatchGuard および/またはそのサプライヤーを防御および補償し、損害を与えないものとします。
9.契約の終了:
いずれかの当事者は、一方の当事者が (a) 破産した、支払不能行為を行った、もしくは債権者の為の一括譲渡もしくはそれと同等の行為を行った場合、(b) 自己破産申告もしくは同様の申告を行ったか、強制破産もしくは同様の申告を受けて 90 日以内に解除されなかった場合、または(c) 破産もしくはそれと同様の宣告を受けた場合、即座に本契約 (およびその注文) を終了できます。かかる契約の終了が発生した場合、クライアントが WatchGuard パートナーに該当する注文の期間の日割による料金を支払うことを除き、不履行のない当事者は不履行当事者に対して契約終了に伴ういかなる責任も負わないものとします。
WatchGuard は、クライアントが本ライセンス契約のいずれかの条件を遵守しない場合、事前の通知なしに自動的に本ライセンス契約 (および注文) を終了する権利を留保します。
本ライセンス契約は、注文で示される有効期限が切れた場合にも直ちに終了されます。
本ライセンス契約の終了後も有効であると合理的に解釈または理解できる本契約のすべての条項は、解約後も有効であるものとします。
10.機密保持:
本ライセンス契約における「機密情報」とは、技術的、営利的、またはその他の性質 (当事者の企業秘密、技術的な知見および情報、戦略パートナー、クライアント、事業計画、宣伝およびマーケティング活動、財務およびその他の業務に関する事項など) であるかにかかわらず、すべての一般的に知られていない当事者のいずれかが保有し、一方の当事者から他方の当事者に開示された、または受領者が開示者との会議もしくは取引の過程でなければ知り得ないすべての情報を指します。
WatchGuard の機密情報には、本契約に含まれる、条項、条件、および価格だけでなく、本製品群のドキュメント、プログラム、および情報も含まれます。開示前にすでに知っていたことを受領者が書面で実証することができる情報、公に (受領者の行動以外によって) 知られているまたは一般的に知り得る情報、正当な権利を持つ第三者が書面によって受領者に開示または知らせた情報、いかなる機密情報も使用せずに受領者が独自に発見した情報、または法的手続きの課程において開示が求められた情報 (ただし、受領者はそのような開示の要請や請求があった際に開示者に即座に通知します) については、本契約の当事者の義務は適用されません。
11.リスクの高い環境:
本製品群は、原子力施設、航空機ナビゲーションもしくは通信システム、航空管制システム、武器もしくは防衛システム、生命維持システムまたはソフトウェアの障害が死亡、怪我、もしくは施設や環境に対する深刻な損害に直接つながる可能性があるその他の状況などのフェールセーフ (高可用性) 性能を必要とする危険な環境下での使用を想定して設計されていません。
WatchGuard は、このような種類の活動に対する本製品群の適性に関する明示的または暗示的保証を明確に拒否します。
12.WatchGuard Patch Management モジ ュール:
クライアン トは、WatchGuard EDR およびEPDR と併せて購入可能な WatchGuard Patch Management モジュール (EDR Core では使用できない) に対し、輸出制限に関するアメリカ合衆国ならびにグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国の法律が適用されることを承諾し、これに同意します。したがって、クライアントが当該モジュールを購入する場合、クライアントがかかる法律および適用される輸出制限規則または国際規制によって法的に拘束を受けます。クライアントは、(a) WatchGuard の事前の書面による同意、(b) 適用されるすべての輸出制限法の遵守、および (c) 必要なすべてのライセンスおよび許可の取得なしで、本製品を輸出または再輸出してはならず、第三者に対してそれらを許可してはなりません。
WatchGuard Patch Management モジュールは、「商用コンピュータ ソフトウェア」および「商用コンピュータ ソフトウェア ドキュメント」から構成される 48 C.F.R. 12.212 で使用される「商業品目」です。
48 C.F.R. §12.212 および 48 C.F.R. §227.7202-1 ~ 227.7202-4 の該当する条項に準拠し、アメリカ合衆国政府のエンド ユーザーによる商用コンピュータ ソフトウェアおよび商用コンピュータ ソフトウェア ドキュメントの使用、変更、複製、公開、表示、または開示は、本契約の条件によってのみ規定され、本契約の条件によって明示的に許可される範囲内の場合を除き、禁止されるものとします。
クライアントは、WatchGuard Patch Management モジュールに前述の法規によって課される規制および統制の対象となる情報 (「規制対象情報」) が含まれることを承諾し、これに同意します。
WatchGuard、またはそのソフトウェア サプライヤーが独自の裁量で、規制対象情報へのアクセスを妨げるという点で当該モジュールを使用できないと判断し、クライアントが前述の規制の対象となる地域にいる場合、必要に応じて、クライアントはモジュールにアクセスできてはなりません。
WatchGuard Patch Management モジュールを適切にインストールし、優れたサービスを提供するために必要な場合、WatchGuard は以下の 1 つ以上の証明書の更新プログラムをインストールします。
DigiCert Assured ID Root CA.cer
DigiCert SHA2 Assured ID Code Signing CA.cer
Starfield Root Certificate Authority-G2.cer
13. WatchGuard Full Encryption モジュール:
WatchGuard EDR および EPDR と併せて購入可能な WatchGuard Full Encryption モジュールを使用すると、クライアントは、Microsoft OS に搭載される BitLocker 技術を活用することで、Windows OS が稼働しているノート PC、デスクトップ PC、およびサーバーのハード ディスクならびにリムーバブル ストレージ デバイスを完全に暗号化できます。
WatchGuard は、クライアントに対し、WatchGuard Full Encryption モジュールの有効期限切れ後、クライアントは、ハードウェアを変更したり、回復キーを忘れてしまった場合にクライアントが必要な回復キーにアクセスできなくなることを通知します。したがって、WatchGuard は、EDR および EPDR ライセンスの有効期限が切れる前に、または WatchGuard の保護機能をアンインストールする前に、クライアントがクライアントのコンピュータを復号化することを推奨します。
同様に、WatchGuard は、例外的な状況では、ディスクに破損したセクターまたは障害がある場合、既に暗号化された情報を暗号化または復号化できない場合があることをクライアントに警告します。
WatchGuard は、クライアントがクライアントの回復キーを第三者に提供した場合、またはクライアントがその回復キーを適切に保護していない場合、クライアント (または第三者) の情報へのアクセスに関して責任を負いません。
WatchGuard Full Encryption モジュールは、クライアントが購入したモジュールのライセンス数と同じ台数のコンピュータで使用できます。WatchGuard が、WatchGuard Full Encryption モジュールが許可される台数を超える数のコンピュータで使用されていることを検出した場合、WatchGuard は、クライアントがライセンスを購入していないコンピュータでモジュールを無効にする権利を留保します。
14.司法管轄および準拠法:
当事者間の合意によって適用除外することができない準拠法に基づいて存在する強制的な権利を制限することなく、
(i) 本ライセンス契約は、米国ワシントン州法に準拠し、同法に基づいて解釈され、ワシントン州内法以外の法域の法律が当事者の権利と義務に適用されることはなく、(ii) クライアントは、ワシントン州キング郡にある州裁判所および連邦裁判所の専属管轄権に取消不能の形で同意し、これに従うものとし、本ライセンス契約に起因または関連する紛争に関する訴訟は、同郡にある州裁判所または連邦裁判所で提起されることに同意し、(iii) クライアントは、不適切な裁判地または管轄違いに基づくクライアントの異議を明示的かつ取消不能の形で放棄します。
国際物品売買契約に関する国連条約は、本ライセンス契約には適用されません。
15.一般:
クライアントは、WatchGuard の職員が、本ライセンス契約の条件が満たされていることを確認するために、クライアントを訪問することを承認します。
同様に、クライアントは、各モジュールに対して契約されたライセンスの数が以下の条件に従ってクライアントのコンピュータの数と正確に一致するかどうかを WatchGuard がリモートで監査することを承認します。
(i) WatchGuard Advanced Reporting Tool および WatchGuard SIEMFeeder モジュールに関して、クライアントは、クライアントの Windows、Linux、および macOS コンピュータの総数に相当するライセンスの数を契約しなければなりません。WatchGuard Patch Management および WatchGuard Data Control モジュールに関して、クライアントは、クライアントの Windows コンピュータの総数に相当するライセンスの数を契約しなければなりません。
クライアントが契約したライセンスの数が各モジュールに必要な数を下回ることを WatchGuard が検出した場合、クライアントには、クライアントがコンピュータの数に一致して必要なライセンスの数を契約し、料金を支払うことができるように、かかる状況を (直接または対応する販売チャネルを介して) 通知するものとします。クライアントが各モジュールに設定された必要な数のライセンスを契約しない場合、WatchGuard は、ライセンス許諾ポリシー条件が満たされていないモジュールに対応するすべてのライセンスを無効にする権利を留保します。
(ii) WatchGuard Full Encryption モジュールに関して、クライアントは、契約したモジュール ライセンスの数に相当する数のコンピュータで当該モジュールを使用することを承認されます。
クライアントが使用しているライセンスの数が契約数を上回ることを WatchGuard が検出した場合、クライアントには、クライアントが使用中のライセンスの数を契約し、料金を支払うことができるように、かかる状況を (直接または対応する販売チャネルを介して) 通知するものとします。クライアントが本ライセンス許諾ポリシー条件により必要な数のライセンスを契約しない場合、WatchGuard は、本モジュールに対応するすべてのライセンスを無効にする権利を留保します。
本契約の任意の条項が法律に反する場合、本契約の完全性に影響を及ぼしたり、本契約が無効であることを示唆したりすることなく、当該条項は無効とみなされます。
本契約における当事者の何らかの義務 (支払い義務を除く) の履行が、合理的に考えてその当事者の管理範囲を超えた状況 (火事、爆発、不可抗力、戦争、革命、テロ、暴動、物資不足、電力不足、通信途絶、停電、機械の故障、労働者のストライキ、生産遅延、デモもしくはボイコット、または政府や行政による商品の輸入もしくは輸出の制限など) によって妨害された場合、その状況が続いている間、その当事者の義務の履行は免除されます。
WatchGuard は、自らが保有し本契約でクライアントに付与されていない他のすべての権利を留保します。
クライアントは、製品および市場調査アンケートへの参加をお願いするために、電子メールによってのみ、WatchGuard がクライアントに時折連絡することを承認します。かかるアンケートは匿名であるため、クライアントの個人情報も、参加したかどうかも特定は不可能です。かかるアンケートは、弊社サービスの向上を助けることを目的とします。
16.フリー ソフトウェアおよびサードパーティ ソフトウェアに関する特記条項:
本サービスには、フリー ソフトウェア ライセンスまたはその他の種類のライセンスに基づいてライセンス許諾 (またはサブライセンス許諾) される一部のソフトウェア プログラムが含まれているか、または含まれている可能性があります。対応する条件の文言は、本製品群のインストール ディレクトリに格納されており、いつでも参照できます。本ライセンス契約の規定に加え、対応するライセンスの条件ならびに知的財産および著作権表記が適用されます。
本サービスには、Progress Software Corporation によって正式にライセンス許諾された Telerik Reporting ソフトウェアが含まれます。クライアントは、本サービス以外の製品と共に Telerik Reporting ソフトウェアを配布または使用できません。クライアントは、当該ソフトウェアのコードの逆アセンブルを試みること、またはいかなる方法においてもソフトウェアのソースコードまたは基幹アルゴリズムの再構築、発見、再使用、もしくは変更を試みることはできません。
本第 16 条に規定するライセンス許諾条件が、本ライセンス契約で示される条件よりも広範な権利を付与する場合、かかる権利は、当該条件に基づいてライセンス許諾されるソフトウェアまたはソフトウェアの一部に関してのみ、本契約で規定する管理および制限より優先するものとします。
お問い合わせ
本ライセンス契約に関するご質問やご意見がございました ら 、WatchGuard (legal@watchguard.com) 宛に電子メールでご連絡ください。
© 2022 – WatchGuard Technologies, Inc.
カテゴリー
Most Popular Articles
- HTTP-proxyの設定はどのようにすればいいのでしょうか?[Fireware XTM v11.4]
- FTP-proxyの設定はどのようにすればいいのでしょうか?[Fireware XTM v11.4]
- ChromeブラウザでWebBlockerで設定した禁止カテゴリが見れてしまう場合、どうしたらよいですか?
- APデバイスを工場出荷状態に戻す方法を教えてください
- APデバイス本体のインジケーター(ステータスランプ)の意味を教えてください。
- VPNでリモートアクセスをするユーザ数に制限はありますか?
- TCP-UDP proxyの設定はどのようにすればいいのでしょうか? [WSM/Fireware XTM v11.x]
- HTTPSにてSSL接続した場合、UTM機能にて制御することは可能でしょうか?また可能な場合にどの機能が使えますでしょうか?
- NTPサーバの設定はどうすればいいでしょうか? [Fireware XTM v11.x]
- SMTP-Proxyをどのように設定できますか?[Fireware XTM v11.4]
カテゴリー:ライセンスに関するQ&A