ドロップインモードとはなんですか? [Fireware XTM v11.4.x]
ドロップインモードでは、全てのインタフェース上でXTMデバイスは同じIPアドレスで設定されています。ドロップインモード設定は、ネットワークの論理的アドレスレンジをXTMデバイスのインタフェースに分散します。XTMデバイスをルータとLANの間に設置し、ローカルPCの設定を変更する必要がありません。この設定は、XTMデバイスをネットワークに「ドロップ」するだけでいいので、「ドロップイン」と呼ばれています。
ドロップインモードでは:
・同一のプライマリーIPアドレスが自動的にXTMデバイスの全てのインタフェース(エクスターナル、トラステッド、オプショナル)にアサインされる。
・どのインタフェースに対してもセカンダリネットワークをアサインできる。
・トラステッドおよびオプショナルネットワークのホストで同じIPアドレスとデフォルトゲートウェイを維持でき、XTMデバイスインタフェースにセカンダリネットワークアドレスを追加できるので、XTMデバイスはこれらのネットワーク上のホストへ正しいトラフィックを送ることができる。
XTMデバイスの後のパブリックサーバは、パブリックIPアドレスを続けて使うことができます。XTMデバイスは、外部からパブリックサーバへのトラフィックをルーティングするのに、ネットワークアドレストランスレーションを利用していません。
ドロップイン設定のプロパティは:
・XTMデバイスに静的IPアドレスがアサインされている
・全てのインタフェースに対して一つの論理ネットワークを利用している
・ドロップインモードは、ラウンドロビンまたはフェイルオーバーモードのマルチWANをサポートしていません
これらのオプションについては、複数の外部インターフェイスを使用するをご参照ください。
詳細情報およびドロップインモードでのXTMデバイスのシステム図は、About drop-in modeをご参照ください。
もしQuick Setup Wizardでドロップインモードを設定したい場合、WSM Quick Setup Wizard を実行しますをご参照ください。
カテゴリー
Most Popular Articles
- HTTP-proxyの設定はどのようにすればいいのでしょうか?[Fireware XTM v11.4]
- FTP-proxyの設定はどのようにすればいいのでしょうか?[Fireware XTM v11.4]
- ChromeブラウザでWebBlockerで設定した禁止カテゴリが見れてしまう場合、どうしたらよいですか?
- APデバイスを工場出荷状態に戻す方法を教えてください
- APデバイス本体のインジケーター(ステータスランプ)の意味を教えてください。
- VPNでリモートアクセスをするユーザ数に制限はありますか?
- TCP-UDP proxyの設定はどのようにすればいいのでしょうか? [WSM/Fireware XTM v11.x]
- HTTPSにてSSL接続した場合、UTM機能にて制御することは可能でしょうか?また可能な場合にどの機能が使えますでしょうか?
- NTPサーバの設定はどうすればいいでしょうか? [Fireware XTM v11.x]
- SMTP-Proxyをどのように設定できますか?[Fireware XTM v11.4]
カテゴリー:技術的な内容Q&A