MSSP がベンダに求める 3 つのツール
VAR(付加価値再販業者)や MSP(マネージドサービスプロバイダ)を活用して、自社のセキュリティニーズを解決する SMB(中小規模企業)が増えています。VAR や MSP がこのような SMB のニーズに応える手段として選択したのは、少数の顧客向けの自社セキュリティサービスを拡大するというやり方でした。ところが、この方法には、顧客の増加に伴って同じリソースでより多くの作業を行うことになり、混乱やプレッシャーが生じるという問題がありました。そして、この問題に対処するために多くの MSSP が選択したのは、少数の大規模企業のサポートに必要なサービスに投資することではなく、小規模の多様な顧客のセキュリティサービスの導入と管理を容易にする、自動化されたツールを採用することでした。
ウォッチガードの MSSP パートナー向け製品管理担当ディレクターである Himanshu Verma とウォッチガードのプラチナパートナーである Verus Corporation の CEO である Kevin Willette 氏が Channel Futures でこの問題を取り上げ、MSSP モデルへの移行と、これらの新たなセキュリティサービスのプロバイダが急増する SMB の顧客に効率的に対応するにはどのようなツールが必要であるかを議論しました。
MSSP が必要としている新しい機能としては、クローズドループのサービスチケット管理、アセットの同期化、リモートのレポート/管理機能、PSA ツールや RMM ツールとの統合などが挙げられます。Himanshu と Willette 氏は、異なる製品を組み合わせて利用することで、大量の管理リソースを必要としない方法を選択することが重要だと説明しています。「(チャネルパートナーは)これらの複数ベンダのソリューションが連携し、単にSLAや製品利益率の目標を達成するだけでなく、真のセキュリティソリューションを提供する必要がある」と、Himanshu は述べています。Willette 氏もこの意見に同意し、「全体像に注目することが重要であり、どのような形で連携して 1 つのプログラムとして提供されているのか、また、導入、サポート、パッチ適用の異なる方法が用意されていて、ニーズも、ハードウェアアプライアンスも、ソフトウェアサブスクリプションも異なる多様な MSP ユーザに対応できるのかどうかを見極める必要がある」と説明しています。
Channel Futures の記事全文(英文)で、MSSP が必要としている 3 つのツールの詳細をご確認ください。ウォッチガードの MSSP パートナープログラムの詳細についてはこちらをご覧いただき、Himanshu による MSSP に関する Secplicity の記事も併せて参照してください。