2017/08/04
WannaCry の救世主を FBI が逮捕 – デイリーセキュリティバイト
WannaCry で注目されたある人物をご記憶でしょうか。数ヶ月前に、ヨーロッパの多くの企業がこの猛威を奮ったランサムワームの標的になりましたが、一人の研究者がキルスイッチを発見したことで、終息に向かいました。そして、Twitter で @MalwareTech を運営する Marcus Hutchins 氏が、WannaCry の感染拡大を食い止めたヒーローとして大きな注目を集めました。ところが今度は、DEF CON セキュリティカンファレンスの開催後に FBI が彼を逮捕したという、驚くべきニュースが飛び込んできました。彼には、金融機関を標的にするマルウェア「Kronos」開発への関与の嫌疑がかけられています。今日のビデオでは、この事件の詳細をお話しています。
エピソードビデオの長さ:3:12
YouTube へのダイレクトリンク:https://www.youtube.com/watch?v=AGRUM0JlrmQ
- WannaCry の「救世主」を DEF CON 開催後に FBI が拘束 – Motherboard
- WannaCry の救世主はマルウェアの開発者だったのか – Wired
- イギリス人のセキュリティ研究者が DEF CON 開催後に逮捕される – The Guardian
- Twitter の過去の投稿で Hatchins 氏が Kronos について質問 – Twitter
- 「Kronos」マルウェアを POS 攻撃に転用 – ProofPoint
カテゴリー:
セキュリティニュース