2016/06/13

ウォッチガード製品リリース

2016 年 6 月 13 日 BRENDAN PATT 著

ウォッチガードは先日、Fireware オペレーティングシステムと WatchGuard Dimension の新しいメジャーリリースの正式リリースを発表しました。どちらのリリースも、ソフトウェアセンターからのダウンロードが可能です。これらのリリースによって、分散型企業や中小規模企業 (SMB) におけるネットワーク全体の可視性が向上します。私は先週、ヨーロッパで開催されたウォッチガードのいくつかのイベントに参加しましたが、どの会場でも、発表直後である今回のリリースに対して多くの高評価をいただきました。これらの新リリースの広範にわたるベータテストを 2 か月以上も前からお願いしていたため、多くのパートナーやエンドユーザーの皆様はすでに今回のリリースの新機能を良くご存知です。ベータテストには以下のように、多くの皆様にご参加いただきました。

  • ベータテスト用ポータルに 45 か国の 640 人ものユーザーがログインし、参加していただきました。
  • バグや製品改善に関するご意見を含む、220 件のフィードバックが寄せられました。
  • 176 人の方々に、ベータ版と新しいソフトウェアに関する調査にご協力いただきました。

皆様から特に高評価をいただいた、新リリースのいくつかの主な機能と特長をご紹介します。

Fireware 11.11:

  • Network Discovery:接続デバイスすべてのビジュアルマップを生成するサブスクリプション型のサービスで、Firebox の管理者がネットワークのすべてのアセットを完全に視覚化して把握できます。Firebox と XTM モデルのすべての UTM セキュリティスイートに含まれます。
  • Botnet Detection:Reputation Enabled Defense サービスに統合されます。感染したクライアントをリアルタイムで把握し、コマンドアンドコントロール通信をただちに遮断できます。この機能は、Reputation Enabled Defense ライセンス (UTM セキュリティスイートに含まれます) をお持ちの、すべての XTM および Firebox のアプライアンスのお客様にご利用いただけます。
  • Mobile Security:Firebox 管理者が、アクセス制御を強制し、現在の企業ポリシーに従っていてマルウェアが存在しないモバイルデバイスだけを許可するようにできます。すべての Firebox と XTMv のモデルで、オプションのサブスクリプションサービスとしてご利用いただけます。

Dimension 2.1:

  • Subscription Services Dashboard:包括的なパフォーマンスのサマリーを提供するレポートインターフェイス。Firebox によるスキャンや防御された攻撃またはマルウェアの情報や統計が表示されます。
  • Policy Usage Report:ポリシーの使用状況に関する価値あるインサイトを提供する新しいレポート。ITチームがファイアウォールポリシーを常に最新の状態に保ち、不要または使用されていないポリシーを排除するのに役立ちます。
  • User Anonymization:EU(欧州連合)のGDPR(General Data Protection Regulation、一般データ保護規則)などのデータ保護規則の適合に役立つ革新的な機能。

この短いブログ記事だけで数百もの機能すべてをご紹介することはできません。スクリーンショットを含むすべての機能を説明したプレゼンテーション、「What’s new in Fireware 11.11」と「What’s new in Dimension 2.1 」で、詳細をご確認ください。また、このブログでも数週間にわたって、いくつかの機能を詳しくご紹介する予定です。